イオンフィナンシャルサービス

ご挨拶

イオンフィナンシャルサービス株式会社(以下、当社)は、「小売業発の総合金融グループ」として日本を含むアジア11ヵ国で、生活に密着した金融サービスを提供しています。

1981年の設立以来、経営環境の変化に対応するために、組織形態とビジネスモデルを柔軟に変化させてきました。国内においては、イオングループが保有するブランド力や店舗ネットワーク等を活かし、クレジットカードを中心に事業を拡大してまいりました。さらに電子マネー決済や保険販売、銀行業等の事業拡大を通じて、多様化するお客さまのニーズに対応できる体制を構築しています。

また、国内の金融サービス会社としては、早期から積極的に海外展開を行ってまいりました。海外においては、1987年に香港支店開設以来、国内で培ったノウハウを活かし、アジア地域において着実に事業を拡大し、現在では上場子会社の拠点がある中華圏、メコン圏、マレー圏の3つの地域で、各国の成長ステージに合わせた戦略および事業を推進しています。

我々はこれらの独自性並びに優位性を活かしながら、「アジアNo.1のリテール金融サービス会社」の実現を目指しています。まずは「2025年にアジアで最も身近なエコシステムを構築」することを一つのマイルストーンとして位置づけています。AFSエコシステムとは、小売を中心としたイオン経済圏と、当社の金融サービスを利用されているアジア11ヵ国のお客さま、および外部パートナーが連携した、当社ならではの経済圏を表す言葉です。イオングループの金融事業として生活に必要なモノと金融を結びつけ、お客さまの生活にとってなくてはならないパートナーとなることでその価値を広げていく― 本ビジネスモデルを通じて、他の金融機関が生み出せない価値を提供し、お客さまが求めるソリューションを提供してまいります。

また、当社は2019年4月1日付で銀行持株会社から事業会社に移行し、グループ内の組織再編を実施しました。組織再編前は、銀行持株会社である当社を頂点とするグループ体制を採用しており、関連業法によって業務範囲規制が適用されていました。金融サービスの概念そのものが大きく変容する社会環境の中、今回の組織再編は、より柔軟なビジネスモデルを構築し、さらに業務範囲を拡大する体制を整備するために実施したものです。今後も最新の情報通信技術を活用した革新的なサービス開発や、異業種企業との協業によって顧客基盤を拡大し、「アジアNo.1のリテール金融サービス会社」となることを目指します。

当社は、お客さまを第一に考え、日々の暮らしをより豊かにすることを使命として、グループ一丸となって取り組んでまいります。引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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